医学、栄養学は、目まぐるしく、日々進歩しています。タイムリーな情報を提供するために、日々の仕事に加え、研修会や学会等に参加しスキルアップを心がけています。

新たに、生活習慣のひとつである睡眠と栄養の関係に着目し栄養睡眠カウンセラーの資格を習得しました。日本は「不眠大国」と呼ばれており、働く世代（20～59歳）の約3割が慢性的な睡眠不足に陥っています。様々な睡眠障害は、栄養の吸収や筋肉の合成が低下し肥満や様々な疾病、または最近では認知症やガンのリスクも高くなることがわかっています。

「専門職として知識を教えるべき」、「行動をどうにかして変えなければいけない」という自身の拘りを持ちすぎてしまうと、対象者とのラポールが築けず、抵抗されたり、行動変容につながらないという悪循環に陥ることがあります。対人支援を行う際には、肥満や疾病だけに注目するのではなく、対象者の栄養や睡眠などの生活習慣全般とライフステージに合わせた価値観、健康観を尊重し、関わっていく事を心がけていきたいと常に思っています。相談者様ひとり一人の望む人生を手に入れてもらうために、満足のいくサービスを提供させていただきます。

松岡幸代