

第63回 日本栄養改善学会 研究自由集会
「炭水化物に着目した食事指導が血糖コントロールに与える影響」 9月に完成した冊子「血糖コントロールのための3つのポイント」(東京法規出版)を使用して、炭水化物に着目した糖尿病食事療法について研究自由集会を行いました。定員30名のところ45名の参加と大勢の方が参加していただき、ペアワークにも真剣に参加し、アンケートにも大変参考になったとの意見がありました。 【アンケートより】 *自分が関わる対象の人にどう使ったら効果的なのかどう納得して行動してみようと思っ てもらえるようなアドバイスができるのかを想像しながらお話をお聞きでき大変貴重な 時間となりました *相手に気づきを与えるのは大事だと思いつつ、どんな方法がいいかをなかなか調べられ ずにいたので、本当に良い機会になりました。ありがとうございました。 *炭水化物についてしっかりつかえていく事の大切さをあらためて感じました *はつらつと実践活動から得られた説明はすばらしいです。ありがとうございました。
糖尿病学会 原著論文 掲載のお知らせ 「糖尿病外来における2型糖尿病患者の炭水化物状況の実態調査」
この度、学会誌「糖尿病」原著論文がオンラインジャーナル「J-STAGE」で公開されましたのでお知らせいたします。(vol.60(2017) No.8) 4月まで勤めていました京都医療センター糖尿病センターでは、大勢の患者さまと面談を続けてきました。最近では、「糖質制限食(低炭水化物食)」が注目される中、自己流の炭水化物制限を行う患者さんも多く、血糖値以外の様々な問題も出てきています。そこで、管理栄養士として、個々の炭水化物量に着目した食事療法を行う為に、糖尿病一般外来において実際摂取している炭水化物量(炭水化物エネルギー比率)、三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)のバランスについて調査し検討を行いました。 糖尿病食事療法に対しての課題が見えてきました。今後の食事療法に活かしていきたいと思っています。糖尿病学会員以外の方で、論文別刷が必要な方がおられましたら、個人的にご連絡いただけたらと思います。 オフィスCrecer 松岡幸代